コロナ禍後のインバウンド

コロナ禍でセミナーや研修はすべてオンラインになってしまいました。しかし、先日久々にリアルな交流会に参加しました。やはり直接顔を合わせてお話をすると、伝わり方が全然違います。

さて、訪日外国人数は4月以降前年同月比99.9%減と大幅に減少しています。しかし、出入国が可能になると再び増えることは間違いありません。日本政策投資銀行と公益財団法人日本交通公社がアジア8、欧米豪4の国・地域の海外旅行経験者に調査をしたところ、新型コロナウイルスの感染収束後に訪問したい国と地域は日本が48%とダントツの一位だったという結果が出ています。実際私の上海にいる中国人の友人も「早く日本に行きたい」と言ってきています。
コロナ禍後の訪日外国人観光客のニーズは「安心安全をお金で買う」というふうに変わってきます。幸いにも今でも日本は安心安全な所と思ってくれているようです。そこで、国際線飛行機が飛び自由に出入国ができるようになると、一気にやってくることが考えられます。その時に日本側の受け入れ態勢が間に合わずパニックになることがないように、今から準備しておくことが重要です。更に「やはり日本は良かった」と言ってリピートし続けてくれる仕組みを作っておくことが、経済の発展につながるのです。

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