白毫銀針
先日上海で買ってきたお茶を淹れてみました。
その中で今回ご紹介するのは白毫銀針です。
白毫銀針は福建省で作られる白茶の中で最も高級なお茶です。
茶葉は芽が太く産毛で覆われていてまっすぐで針のようです。ガラスのグラスを使うと垂直に立った美しい茶葉が上下に揺れるのを楽しむことができます。
涼性のお茶で熱を摂る作用があるので本来は夏に飲むのが適しています。
また、血圧を下げる効果があると言われており、以前は現地ではお薬として処方されていたそうです。実際、お茶屋さんのおばさんは見た目はかなり横に大きい方でいかにも血圧が高そうですが、全く高くないとおっしゃっていました。毎日、お店でずっと白茶を飲んでいるようです。
今回初めて知ったのですが、白茶も古くなるほど価値があるそうです。元々50gで1000円もしないお茶が10年物になると数万円になるそうです。私も10年近く前に買ったお茶がまだ残っていて、もうだめかと思いつつも美味しいので飲んでいました。それが実はこんなにも価値が上がっているということで大切に飲みたいと思います。