紅茶
紅茶というとヨーロッパやインド、スリランカのお茶と思われる方が多いのではないでしょうか?しかし、実は紅茶の発祥地は中国です。福建省の武夷山一体で作られている正山小種(ラプサンスーチョン)が元祖です。また、世界三大紅茶の1つは中国の祁門(キーマン)です。ちなみにあと2つはインドのダージリン、スリランカのウバです。日本ではあまりなじみのない中国紅茶ですが、このように歴史があり世界的に認められているお茶なのです。
紅茶は作り方の違いで、大きくは3つに分類されます。
工夫紅茶・・・昔ながらの独特の製法で手間をかけて作られたもの
煙小種・・・煙で燻して、独特の香りを醸し出したもの
紅碎茶・・・茶葉が粉々にくだかれたもの
渋みや苦みが少なく、蜜や果物などの甘い香りと味がします。お砂糖を入れなくても、とても美味しく飲むことができるのです。
熱性のお茶なので体を温める効果があります。また、風邪をひいた時に飲むと良いと言われています。