電話応対は見えなくても笑顔で!
先日、電話応対は明るくハキハキと心をこめた≪笑声≫でというお話をしました。まさにその大切さを目の当たりにする出来事がありました。
数日前に病院の待合室で診察の順番を待っていたら、検査室からスマートフォンで話をしながら出てくる女性がいました。彼女は人材派遣会社のスタッフで、電話の相手は登録者のようでした。彼女は非常に丁寧な言葉遣いをしているのですが、何が不満なのだろう!?と思うような上から押し付けるような話し方をしているのです。その声が耳に入ってくるだけでも「こわぁ~」っと思いました。いくら丁寧な対応をしていても全く相手を思う気持ちがこもっていない話し方では、相手の気分を害してしまいます。最悪はクレームになることもあるでしょう。
その彼女の顔を見ると怒ったような表情です。顔の表情と声は相関関係にあるのだなと改めて気づかされました。確かに怖い顔をして≪笑声≫は出せないです。逆に≪笑顔≫になると自然と声も≪笑声≫になります。
そもそもいくらかかってきた電話とはいえ、病院の待合室で長々と話すのは非常識です。しかし、どうしても緊急だったり、人前で電話をする機会もあるかと思います。そんな時に不機嫌そうな表情で電話をしていると周りの人が不快な気持ちになります。だから、電話の相手には見えなくても、また≪笑声≫を出すためにも≪笑顔≫で電話をすることが大切です。