幸せな気持ちになれた専門学校での出来事
今日は専門学校でとても嬉しい出来事がありました。
1年生の時に担当をしていた学生が、休憩時間にわざわざ私の教室まで来てくれて、「就職が決まった」と報告をしてくれました。そして、「先生のおかげです。ありがとうございました」と言ってくれました。
私は特別なことは何もしていません。授業ではできるだけ分かりやすくビジネスマナーの重要性を説明したり、良いマナーを身に着けられるように指導しているだけです。
そして、非常勤講師なので学生と接する時間はほとんどありませんが、少しでも様子がおかしく気になる子がいたらできるだけ声をかけるようにしたり、相談に来てくれた時には一生懸命に話を聞いてあげてできる限りのアドバイスをしてあげたりしています。
それは私もかつては留学をして外国で働いていたので、彼らの大変さや気持ちがよく分かるからです。そして、夢を描いてやってきた日本で、その夢をかなえてほしいという気持ちで全力で向き合っています。そんな気持ちが学生に伝わったのかもしれません。私がやってきたことが役に立っている、自分の存在価値があったと、とても幸せな気持ちになりました。
私は時には学生に対して、とても厳しいことも言います。それは、海外で外国人として働くことの大変さや日本社会の厳しさを理解してほしいからです。なかにはうるさいおばさんだなぁと思っている学生もいるかもしれません。しかし、大半の学生は今日の子のように分かってくれています。だから、これからも彼らが夢をかなえられるように精一杯力を尽くしていこうと思っています。