スピード社会
中国はスピード社会だということは十分わかっていましたが、今回、上海を訪れて改めて実感しました。
一昨年の12月ごろに登場したシェア自転車が昨年の9月には街のいたる所にあふれかえっていました。
それが、今回訪問するとほとんど見当たりません。(2枚の写真はほぼ同じ場所です)。
そこで、現地の人たちに聞いたところ、「そう言えばそうだね」っとあまり気にしていません。こんなに風景が変わっているのに現地に住んでいる人たちが気づいていないことにも驚きました。それぐらい、様々なことが猛スピードで変化していっているのでしょう。
なぜこんなに早く無くなったのか?
日本でもニュースで報道されていましたが、そこら中に駐輪するので収拾がつかなくなって取り締まりが厳しくなったからです。もう一つの理由は、後から参入した会社が上手くいかなくなって淘汰されていったそうです。
シェア自転車に限らず何事も、普及していくのも無くなっていくのも「あっ」という間です。この変化の速さが、ある部分では日本の先を行くほどに発展してきたのです。日本の慎重さも大切ですが、スピードも重要だなと感じます。